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「モルタル外壁」の特徴

サイディング外壁が主流になる前の最も一般的な外壁仕上げは、モルタル外壁でした。

モルタルは建築材料の一種であり、通常はセメントや石灰、砂、水を混ぜて作られ、液体の状態で壁に塗られます。その後、乾燥すると固まって強固な壁が形成されます。

「モルタル外壁」のメリット

• ・耐火性がある

  モルタル外壁は何層も重ねた構造になるため、振動が伝わりにくく音を遮る効果が高いです。また現場で塗り仕上げる壁なので隙間がないことも、遮音性を高めてくれます。

• ・遮音性がある

  素材ボードの種類が豊富にあるため、耐久性の違いや耐火性などの機能面からを選ぶことができます。また、金属系のシンプルなものからタイル調などの様々なデザインから選ぶことができます。

• ・デザイン性や自由度がある

  職人が手作業で塗っていくため、オリジナルデザインや自由度が高いです。波模様をつけたり、型をくり抜いたり、タイルを張り付けるなど、外壁そのものをアレンジすることが可能です。

「モルタル外壁」のデメリット

• ・表面にヒビ割れが起こりやすい

  モルタル外壁は、乾燥時に収縮するため、ヒビ割れが起こります。小さなヒビ割れであれば、心配いりませんが、大きなヒビ割れの場合は早めの補修が必要です。

• ・汚れが目立ちやすい

  モルタル外壁は、一般的に淡い色が多く使用されており、そのため汚れが目立ちやすいと言われています。さらに、凹凸のある表面を持つモルタル外壁は、ホコリがたまりやすく、カビやコケの発生リスクがあります。

• ・工事に時間がかかりやすい

  モルタル外壁は、左官職人が手作業で行うため施工時間がかかります。特にレンガやコンクリートの外壁は、熟練された職人の確保が必要です。

2.結局どちらが良いの？

2-1.下記に当てはまる人は、サイディング外壁がおすすめ

• 外壁にかかる初期費用はできるだけ抑えて、その他に予算を回したいという方
• 自宅の耐震性や耐水性を重視したい方
• 豊富な種類の中から自分好みのものを選びたいという方

2-2.下記に当てはまる人は、モルタル外壁がおすすめ

• 初期費用よりもメンテナンス費用を抑えたい方
• 自宅の耐火性や防音性などを重視したい方
• 多少費用をかけてでも、外壁にオリジナリティを出すことで自宅をおしゃれに演出したい方

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、サイディング外壁とモルタル外壁の特徴やそれぞれのメリット・デメリットをご紹介しました。

建物の用途やデザイン、耐久性、メンテナンスなどの要素を考慮しながら、ご予算に合う最適な外壁材を選びましょう。

また、どの外壁材を選んだ場合でも、定期的な点検や外壁洗浄、塗装等の補修を行うことで、建物を美しく保ちながら耐久性を向上させることができます。定期的なメンテナンスによって、問題を早期に発見し、修復コストや手間を最小限に抑えることができます。

八戸ペイントでは、経験豊富な専門スタッフがお客様の要望に合わせた外壁修理や塗装を行っています。ぜひ、一度ご相談ください。

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